原油価格が急落、減産合意前の水準に

投稿日:2017年5月5日 カテゴリー:市況概況

原油先物相場が急落しています。5月4日のニューヨーク市場では一時43ドル台をつけた原油価格は、現在は45ドル付近を推移しています。昨年11月にOPEC(石油輸出国機構)は減産合意に至りましたが、結果として供給過剰の状態が続いていることが原因のようです。OPECは5月25日の総会で減産を延長するか否かを決定する予定です。

原油価格チャート

原油価格チャート出典:http://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?$WTIC

4月中旬にはシリアなどの地政学的リスクが上昇するに伴い急上昇していた原油価格は、11月28日のOPEC減産合意前の水準まで下落してきました。

原油価格急落の原因と今後

原油価格急落の原因は、供給過剰の状況が続いていることが原因ですが、供給過剰の原因は下記のことが考えられます。

1.シェール事業者の増産基調
2.中国の経済指標が予想を下回っており、原油の需要が減速

来年にはサウジアラムコの上場も控えている為、サウジアラビアには原油価格を上昇させたい思惑があると思いますが、減産維持したにも関わらず供給過剰の状況が改善されない状況は悲観すべき内容です。5月25日のOPEC総会では、減産「拡大」の合意がなされるかどうかがポイントになるのではないかと思います。


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