百貨店セクターが軟調、米国小売売上高も予想下回る

投稿日:2017年5月13日 カテゴリー:経済指標・データセット

百貨店セクターの決算が非常に軟調です。米国を代表する百貨店の一つであるメイシーズが5月11日に発表した決算内容は投資家の失望を買うものとなり、17.01%安となりました。同日に発表されたノードストロームの決算はまちまちでしたが、この日は百貨店セクターの株価が急落しました。5月12日に発表されたJCペニーの内容も市場予想に届きませんでした。

百貨店セクター決算まとめ

5月11日;メイシーズ   ・・・既存店売上比較は-5.2%
5月11日:ノードストローム・・・既存店売上比較は-0.8%
5月12日:JCペニー

なお、ターゲットの決算は5/17、ウォルマート・ストアーズの決算は5/18に予定されています。

米国小売売上高

また、5月12日には、米国4月小売売上高も発表されました。市場予想には届かなかった為、ドル売り・米国債券利回りの低下といった市場の反応でした。一方で、百貨店セクターの決算内容が非常に悪かった為、米国小売売上高の指標は悪い数字が出るのではないかと懸念していましたが、+0.4%の成長や前月の数字の上方修正といった結果は必ずしも悲観しすぎるべき内容ではなかったと思います。

百貨店セクターの決算内容が悪かったにも関わらず、4月の小売売上高のデータがそれほど悪くないということは、やはりAmazonやインターネットで店舗を持たない小規模な小売業者による販売数が伸びていることを明確に示していると思います。

個人消費は米国のGDPの7割を占めているので、チェーンストア売上高は経済動向を探るうえで重要な指標とされてきましたが、もはやチェーンストア売上高はあまり意味のなさない数値となってきているのかもしれません。

その他経済指標について

また、本日は消費者物価指数、5月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)といった重要な経済指標が多く発表されました。
消費者物価指数は予想を下回りました。5月のミシガン大学消費者信頼感指数は予想を上回りましたが、市場の反応は限定的となっています。


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