世界時価総額トップ20社とその年初来騰落率

投稿日:2017年5月12日 カテゴリー:市況概況, 米国株

アップルの株価は年初から33%上昇し153ドルとなり、時価総額は8,000億ドル(=約91兆円)を突破しました。米国企業の時価総額が8,000億ドル超えたのは初めてです。アップルについてはウォーレンバフェット氏が年次総会で賞賛していましたが、そのウォーレンバフェット氏がアップル株を2.7倍に買いましたことや、米国のアナリストが目標株価を202ドル(=時価総額は約120兆円)としたことにより、史上最高値を更新しました。

アップルの株価の年初来騰落率は驚くに値すべきですが、他の時価総額トップの企業がどれほど年初から上昇しているかが気になった為、米国時価総額上位20社の時価総額と年初来騰落率を整理していきたいと思います。

世界時価総額トップ20社と年初来騰落率

順位 ティッカー  会社名 時価総額(兆円) 年初株価 5/10株価 年初来騰落率
1  AAPL  アップル 91兆円 115.82 153.26 32%
2 GOOG  アルファベット 71兆円 771.82 928.78 20%
3 MSFT  マイクロソフト 61兆円 62.14 69.31 12%
4 AMZN  アマゾン 51兆円 749.87 948.95 27%
5 FB フェイスブック 49兆円 115.05 150.29 31%
6 BRK-B  バークシャー・ハサウェイ 46兆円 162.98 163.72 0%
7 XOM  エクソンモービル 40兆円 90.26 81.91 -9%
8 JNJ  ジョンソン・アンド・ジョンソン 37兆円 115.21 122.81 7%
9 JPM  JPモルガン 35兆円 86.29 87.43 1%
10 BABA  アリババ 34兆円 87.81 119.98 37%
11 WFC  ウェルス・ファーゴ 31兆円 55.11 54.72 -1%
12 GE  ゼネラルエレクトリック 28兆円 31.6 28.7 -9%
13 BAC  バンク・オブ・アメリカ 27兆円 22.1 24.15 9%
14 T  AT&T 27兆円 42.53 38.45 -10%
15 WMT  ウォルマート 26兆円 69.12 76.7 11%
16 RDS-B  ロイヤル・ダッチ・シェル 26兆円 57.97 56.9 -2%
17 CHL  チャイナモバイル 26兆円 52.43 54.92 5%
18 PG  P&G 25兆円 84.08 86.49 3%
19 V  ビザ 24兆円 78.02 92.25 18%
20 NVS  ノバルティス 23兆円 72.84 78.83 8%

※1ドル113円で計算しています。

世界時価総額のトップ5はアップル・グーグル・マイクロソフト・アマゾン・フェイスブックの超巨大IT企業で占められていることを再確認すると同時に、その5銘柄の株価パフォーマンスに驚きました。特に、アップル・アマゾン・フェイスブックの3銘柄は年初来で30%前後上昇しています。

その他に30%を超える騰落率を見せているのはアリババ、やはり中国の巨大IT企業です。37%の値上がりということで、この時価総額上位20社の中では最も高い年初来騰落率となっています。また、世界一のクレジットカード会社で、決済件数や業績が好調であるビザも大きく上昇しています。

一方で、S&P500の年初来の業種別パフォーマンスでもっともパフォーマンスが悪かった電気通信サービスの代表株であるAT&Tは、大きく下落しています。これは同業者間で激しい競争が続く中で契約者数の減少が続いていることが原因です。

また、エクソンモービルやゼネラルエレクトリック、ロイヤル・ダッチ・シェルといった石油関連銘柄は、原油価格低迷が原因により年初来からマイナスの株価となっています。

JPモルガンなどの金融銘柄は、昨年11月から12月にかけて大きく株価上昇したことにより年初来の上昇率はわずかとなっています。ウェルス・ファーゴは、不正な口座開設の問題もあり、年初来でマイナスの株価になっています。


市況概況の関連記事

米国株の関連記事

米国株投資の勉強ブログ | 2017年5月12日