市況概況5月第1週、S&P500は史上最高値更新

投稿日:2017年5月7日 カテゴリー:市況概況, 週間まとめ

5月第一週の市況概況を整理します。5月第一週の主な材料は、政府機関閉鎖を回避、トランプ大統領の大手銀行分割に関する言及、アップルの決算、FOMC声明文、原油価格の急落、雇用統計の発表、フランス大統領選挙のTV討論会でした。

米国株価指数

 4月28日終値  5月5日終値  変化率
 ダウ  20,940.51  21,006.94  0.32%
 S&P500  2,384.20  2,399.29  0.63%
 ナスダック  6,047.61  6,100.76  0.88%

GDPなど弱い経済指標が相次いだことによる不透明感や、トランプ大統領の大手銀行分割に関する言及、アップルの決算原油価格の急落などマイナス材料も多くありましたが、FOMCの声明文において「第1四半期の経済成長の減速は一過性とみている」という見方が示されたこと、それを裏付ける強い雇用統計、概ね各社好調な決算が相場全体を支援し、結果として主要株価指数は上昇して終了しました。S&P500とナスダックは史上最高値を更新しています。

商品、ビットコイン

 4月28日終値  5月5日終値  変化率
 金  1,268.30  1,226.90  -3.26%
 原油  49.33  46.22  -6.30%
 ビットコイン  1,343.80  1,575.47  17.24%

政府機関閉鎖を回避したことにより反落でスタートした金価格は、FOMC声明文から読み取れる利上げ観測が高まったことにより、大幅続落しました。フランス大統領選挙のTV討論会もマクロン氏優勢が伝えられ、逃避買いには繋がりませんでした。同時に金鉱株指数も下落しています。
原油は急落しています。
ビットコインはバブル模様を見せており、史上最高値を更新しています。日本勢による買いがバブルを引き起こしているという見方もありますが、具体的な原因はわかりません。。

米国債権利回り

  4月28日終値   5月5日終値   変化率
  米国2年債利回り   1.270   1.314   3.46%
  米国10年債利回り   2.289   2.350   2.66%
  米国30年債利回り   2.958   2.990   1.08%
  2年-30年債の利回り格差   1.688   1.676   -0.71%

弱い経済指標が相次ぎましたが、株価が下値が堅い状況であった為、利回りも下値が硬い状況が続きました。雇用統計は6月の利上げ期待を裏付ける内容ではあったものの、今週のFOMCで既に織り込まれていたのか、もしくは平均時給の伸びが期待外れだったのか、反応は限定的でした。
2年-30年債の利回り格差は縮小しています。

為替

 4月28日終値  5月5日終値  変化率
 ドル円  111.55  112.72  1.05%
 ユーロ円  121.55  123.97  1.99%
 ポンド円  144.46  146.33  1.29%
 ユーロドル  1.0897  1.0998  0.93%

ドル円、ユーロ円、ポンド円、ユーロドルともに上昇しています。但し、ドル買いは限定的であり、フランス大統領選挙でマクロン氏の優勢が伝わっていることから、ドルよりもユーロが買われている状況です。


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米国株投資の勉強ブログ | 2017年5月7日