S&P500とETFのセクター別ヒートマップ

投稿日:2017年5月18日 カテゴリー:市況概況, 米国株

トランプ大統領がロシア当局関係者に機密情報を漏らした問題に加え、トランプ大統領の連邦捜査介入疑惑を巡る報道が出てきました。それを受け、株式は全面安となり、ダウ平均は250ポイント近く下落しています。そこで、株式が全面安となっている中、どのような業種やセクターがどのくらい下落しているのかが気になったので調べていたのですが、ちょうどS&P500とETFのセクター別ヒートマップを発見しましたので、ご紹介させていただきます。

S&P500 セクター別ヒートマップ

S&P500セクター別ヒートマップ出典:http://finviz.com/

株式全面安ということで真っ赤となっており恐縮ですが、このヒートマップは、四角の大きさが時価総額、色が濃ければ濃いほど上昇幅または下落幅が大きくなっています。

まずもっとも下落しているのが左下の図にある金融株です。JPモルガンバンクオブアメリカウェルス・ファーゴなど2%から3%程度近く下落しています。これは米国10年債の利回りが急低下していることが要因だと思います。

左上にあるのはテック系銘柄ですが、ほとんどの企業の株が下落しています。

また、アップルに関しても2%近く下落していますが、最近の値幅上昇がすごかっただけにその反動ということなのでしょうか。

一方で、食品、電力ガス、公益事業といったディフェンシブ銘柄は比較的下落幅は小さく、図の真ん中にある消費財セクターはプラスの企業も多く、右下にある公益系のセクターはプラスの企業のほうが多いです。

ETF セクター別ヒートマップ

出典:http://finviz.com/

次にETFのヒートマップです。もっとも下落幅の大きい金融系のETFは左下にあります。

まず右上で大きなプラスとなっているのは金鉱株です。特に、金鉱株のレバレッジ3倍のETFであるNUGTは+6.44%と大きく上昇しています。関連して、金のETFは右下にありプラスになっていますが、金価格も1260台に迫る勢いで急上昇しています。また、一時は記録的な低水準になっていたVIX指数(ボラティリティインデックス)も12ポイント台後半まで急上昇しており、真ん中下にあるVIX指数のレバレッジ型ETFであるのUVXXは+16.42%と大きく上昇しています。

なお、本日は、安全資産への逃避の動きとなっていますが、仮想通貨(特にリップル)は本日も急上昇をしています。安全資産への逃避というよりは、他の投機先の物色ということだとは思いますが、仮想通貨の値動きは何が起こっているのかがわからない状況になっています。


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米国株投資の勉強ブログ | 2017年5月18日