金価格上昇も、金鉱株ETFから多くの資金が流出

投稿日:2017年5月27日 カテゴリー:個別企業、業界まとめ, 金・金鉱株

金価格が上昇しています。連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録にて、近い利上げが示唆される一方で「景気減速が一過性であるという証拠を待つのが賢明」という見解が示されたことや、テロへの懸念、英国選挙リスク、コミー長官の議会証言への警戒感などにより、現物の裏付けのある金に投資資金が集まりました。近い利上げが示唆されており、FedWatchの利上げ確率は83.1%となっているにも関わらず、米国10年債利回りが2.25%と下落を続けていることも将来への先行き不透明感を表しています。

金価格チャート

金価格チャート出典:finviz.com

約1ヶ月ぶりの高値である1270ドルに迫る水準で推移しています。
一方で、金ETF(SPDRゴールドシェア金ETF:ティッカーGLD)の現物保有高は847トンと少しだけ保有高を減らしています。

CFTCデータ

出典:CFTC(米商品先物取引委員会)

NY金の大口投機玉はネットで159,767枚の買い越しであり、先週より33,043枚増えています。

金鉱株指数

金鉱株指数出典:stockcharts.com

金価格はラリーしていますが、金鉱株指数(HUI)は金の動きに相関せず、横ばいの動きとなっています。

金鉱株ETFの資金流出量

金鉱株ETFの資金流出量出典:etf.com

金鉱株ETF(ヴァンエック・ベクトル金鉱株ETF:ティッカーGDX)からは大きく資金が流出しています。この資金流出の水準は過去最大のようです。金鉱株ETFは金鉱株の主要な買い手であるので、今後の金鉱株の値動きにはそろそろ大きな動きがありそうです。


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米国株投資の勉強ブログ | 2017年5月27日