4月雇用統計、失業率はリーマンショック前の水準

投稿日:2017年5月6日 カテゴリー:経済指標・データセット

2017年5月5日、4月分の雇用統計が発表されました。非農業部門雇用者数は予想を上回り、21.1万人の増加でした。失業率に至っては4.4%と、リーマンショック以前の水準まで戻ってきました。FRBの6月利上げを後押しする内容かと見られましたが、平均時給が伸び悩んだ為、米国債10年利回りや金利先物市場の利上げ織り込み確率はあまり現状は変化がありません。労働参加率は62.9%でした。

非農業部門雇用者数変化(千人)

出典:労働省労働統計局

ここ5年くらいはジグザグしていますが、堅調に推移しています。3月の増加が予想を大きく裏切る結果となり、心配されていましたが、4月は強い数字で市場関係者は安心しました。

失業率(%)

出典:労働省労働統計局

失業率は4.4%と、2007年3月以来の低水準となり、リーマンショック前の水準になりました。ほぼ完全雇用の水準です。

平均時給の伸び(ドル)

出典:労働省労働統計局

2017年4月の平均時給の伸びは7セントにとどまりました。この伸び悩みが、市場関係者の期待にそぐわない内容でした。市場関係者の多くは、インフレ見通しに影響を与える平均時給の動向に注目しています。

労働参加率(%)

出典:労働省労働統計局

労働参加率は62.9%と、前月の63%から0.1%減少しました。リーマンショック前の労働参加率が66%台であり、綺麗に右肩下がりのグラフになっています。現在の労働参加率が62.9%であることを鑑みると、必ずしもリーマンショック前と比較するのは難しいのかもしれません。


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