
6月14日のFOMC後に金と金鉱株は下落しました。政策金利発表前に小売売上高の経済指標が市場予想を大きく下回った為に金は1,280ドル程度まで上昇していました。最近発表された経済指標が悪かったことによりFRBは利上げやバランスシート縮小を躊躇するのではという機運が高まっていましたが、イエレン議長の記者会見が想像よりもタカ派的であったことにより金価格は下落しました。 続きを読む
6月14日のFOMC後に金と金鉱株は下落しました。政策金利発表前に小売売上高の経済指標が市場予想を大きく下回った為に金は1,280ドル程度まで上昇していました。最近発表された経済指標が悪かったことによりFRBは利上げやバランスシート縮小を躊躇するのではという機運が高まっていましたが、イエレン議長の記者会見が想像よりもタカ派的であったことにより金価格は下落しました。 続きを読む
6月14日-15日にFOMCが開催されます。過去2回のFOMCにおいて、利上げ決定後にドルは売られ、金と金鉱株は大きく上昇しました。経済指標や雇用統計が強くないことから幾分利上げに消極的な態度をイエレン議長が示せば、今回も前回と同じような値動きになる可能性ある一方で、今回はそのシナリオも市場に織り込まれている気もするので逆の動きにも注意が必要です。現在、金鉱株指数(HUI)は三角持ち合いとなっている為、FOMCを契機にブレイクする可能性があります。 続きを読む
6月8日(木)は重要なイベントが目白押しであり、英国総選挙、コミー元FBI長官の議会証言、ECB(欧州中央銀行)理事会が予定されています。すべてがリスクイベントとなっており、リスク回避の動きからか、金が買われ、金価格が急上昇しています。同時に、ここ1週間はあまり金価格に反応していなかった金鉱株も急上昇しています。 続きを読む
FOMCの利上げが示唆されている中、米国長期金利の低下や欧州政治リスク等を背景に、直近は金価格の上昇トレンドを維持しています。一方で、直近の金鉱株の株価はやや軟調であり、(超短期的に見れば)金価格上昇のトレンドには追随していないようにも見えます。先週は、金鉱株ETFから多くの資金が流出していました。 続きを読む
金価格が上昇しています。連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録にて、近い利上げが示唆される一方で「景気減速が一過性であるという証拠を待つのが賢明」という見解が示されたことや、テロへの懸念、英国選挙リスク、コミー長官の議会証言への警戒感などにより、現物の裏付けのある金に投資資金が集まりました。近い利上げが示唆されており、FedWatchの利上げ確率は83.1%となっているにも関わらず、米国10年債利回りが2.25%と下落を続けていることも将来への先行き不透明感を表しています。 続きを読む
ここ3週間ほど、金鉱株ETFからの資金流出が続いていましたが、先週終盤に一転して多くの資金流入がありました。そこで、今回は金鉱株ETF(ヴァンエック・ベクトル金鉱株ETF)および金ETF(SPDRゴールド・シェア)の資金流入量と、金ETFの現物保有残高を整理したいと思います。 続きを読む
金鉱株指数は、3月中旬の下値180ドルをサポートラインとして、上昇に転じており、現在は197ドル付近を推移しています。今年に入って、2回抵抗線として機能している200日移動線が209ドルにありますので、上値目標はまずは209ドルにしたいと思います。さて、今回は金鉱株の主要銘柄の時価総額と売上高に関する情報を大まかに整理します。 続きを読む